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食は舌だけでなく目でも堪能する物

食について考える場合、ただ単に栄養のバランスだけを重視するのであれば何色の食べ物であっても問題はないでしょう。
もちろん真っ青だったりすると食欲は減退してしまいますが、全部茶色でも、全部緑でもそれ程問題となる事は無いはずです。
しかし同じ様な色使いの場合、やはりあまり美味しそうに見えないと言う事も少なくありません。
ではどうしてその様な事が起きてしまうのでしょうか。
そこに関係してくるのが、食は舌だけでなく目でも堪能すると言う事です。
人間は様々な所で情報を得ていますが、より多くの情報を得るのが目です。
視覚に訴えかける事によってより魅力的に見える事は決して少なくありません。
食も同様で、ただ単に茶色い物ばかり揃っているよりは、赤、緑、黄色、白、黒等の色が万遍なく使われている方がより鮮やかで美味しそうに見えます。
もちろん色々な色の食材を利用する方がより栄養価も高い食事にしやすいと言うメリットも有るので、ぜひ食を考える場合はその鮮やかさにも目を向けていただいた方が良いでしょう。

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